歴史を繋いでいくということ 器の扱い

こんにちはー。

いやいやホント、レシピ作りって大変ですね。
というか、美味しいんだけど、もうちょっとこうしてみたい!とか、この方法の方がやりやすいんじゃない?って考え出すと、止まらなくて…。

今試作中がいっぱいあります。
出来てるのもあるけど、今日はやめときますね。

って終わるのもアレなので、最近のお話を。

最近小鉢料理をたくさん作るようになって、小鉢のバリエーションが欲しい・・・。
小鉢欲しーい!!
って、買っちゃいました。有田焼。

これ凄いんですよ。10個入りで、引き出しに入ってる。
嬉しい♪可愛い。
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そこで一仕事です。

これは前のお店でオーナーに教えてもらったんです。
オーナーは骨董好きで、お店に出しちゃいけないような高価な器も買ってきて、お客様に出してました。
従業員的には、できるだけ触りたくない。落としたら怖いから早く洗って仕舞ってしまいたいような器が多くて怖かった。
そもそもリーデルグラスとか、うすはりグラスとかでも触りたくないですもん。倒しただけで割れるとかもう無理←私ソムリエじゃなかったっけ(笑)

そこで器に対する姿勢も教えてもらいました。
今私がこの器を雑に扱って割ってしまうってことは、この器の歴史を止めてしまうってこと。大事に扱ったら何十年ももつものだからこそ、ちゃんと歴史を繋いでいかなきゃいけないんですよね。

という訳で、買って来た有田焼。
まず、洗います。

そして、漂白剤で模様が抜けないか確認して、漬け込みます。
ボールに入りきらなくてフライパン(笑)で漬け込み。

そしてもう一度洗って漂白剤落としたら、最後は、塩と洗剤で洗います。

骨董は繋いでいくからこそ、人の想いも詰まっていることがある。
それを塩で清めるんです。

前の人の器を引き継いで、想いはいったん清めて、これから丁寧に使っていく。
素敵じゃないですか?
時間をかけてちゃんと洗ったら綺麗になったし、もうすでに愛着が。

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これからもよろしくね~♡

ってことで、今回は器を買って洗ったよって話でした。

たまに家にあってしばらく使ってない器もお塩で洗ったりすると、滞っていた空気が流れて、食器棚の中がさっぱり気持ちよくなりますよ。
余裕があるときに是非♪

今日も最後までありがとうございました♪

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